2014.08.06

感情と理性との相対 終わりのクロニクル



終わりのクロニクル 文庫 全14巻 完結セット (電撃文庫)



かつて起こった概念戦争。
生き残った世界と滅びた世界との戦後交渉。
三世代に渡る壮大な物語。
過去を受け継ぎ、未来につながる物語。

悪役を目指す少年の物語。
性逆の存在。
感情と理性の物語。

失ったものを取り戻したいと嘆く想いと
未来へつなごうとする理性。


とにかく台詞回しがかっこいい。
そして佐山こそが変態紳士の称号にふさわしい人間だと個人的には思います。
新庄くんマジ新庄くん。
境界線上のホライゾンと同じ作者ですが、こちらの方がコンパクトにまとまっている感じがします。
といっても全14巻(極太)ですが…
世界観や設定の壮大さ。予測できない物語の結末は相変わらず。
というか、こちらのほうが境界線上のホライゾンよりも前の作品なんですけれどね。
世界観はつながっています。こちらの作品を読んだほうがよりいっそう境界線上のホライゾンの
世界を楽しめるかと申し上げます。ー以上  なんつって。

モブキャラも熱い。主要キャラクター以外のキャラたちも存分に活躍します。
最終巻のキャラクター総出演が本当に熱かった。
アニメ化を求む。

11の世界。
それぞれに生きた人がいて、生き残った人がいて、生きさせようとした人がいて、
滅ぼそうとした人がいて、救おうとした人がいて、救えなかった人がいて、
感情と理性のぶつかり合い、言葉と武力での交渉。

いずれ神話と語られる世界。

悪役と正逆。
竜を従える天使と竜を従える半神の少年。
人間へと進化する自動人形の少女と
彼女を守ろうとする少年。
諦観した少年と幸いの名を持つ竜の守護を受けた少女。

過去を先人たちから受け継いだ彼、彼女たちが主軸となり、
物語は進みます。

境界線上のホライゾンの下地となる世界で物語は展開します。
この子たちってもしかして…関係してる…?と思うことが多々。

まとめると、感情と理性のお話です。



とりあえず、一巻だけでも手にとって読んでみてくださいな。



毎度の事ならが、一巻から上下とわかれてるんですけれどね。


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